僕の中では、もう脚色したものが出来てるくらいインパクトの強いものだ。
先日、タイトルを知ることで早速本屋へ行った。
「どうして、こんな状態の人をあんたは病院に連れて行かんかったんや?」
「連れて行きたいと思っとったんやけど」
「そやろ、こんな寒い季節やしな。奥さん可哀そうやろうが?」
「はい」
言ってもわかってもらえない。
むしろ、話してることで自分に嫌悪を覚える。
そう、無理やりでも連れて行くことは出来た。
人ならそうすべきやったんかもしれん。
しかし、自分が借金から逃れるために選んだ二人の逃亡
その逃亡は、自分と妻が22年の結婚生活で得られなかった
二人が真っ正直に向き合い。寄り添えた時間。
男にとって、病院は現実への逆戻り
金銭のこと、そして離れ離れになる恐怖。
妻が手術を終えた11月の終わりから、一人で知人、親戚を頼り
出来る限りの金策に回っていた。
妻や娘に相談することなく、絶望や孤独に襲われながら
3ヶ月もの間、家を空けた。
序章の警官とのやりとりは、
再現ドラマの後女性コメンテーターの意見と似てる。
小倉智昭ら男性陣はこの実話に感動してる中、
男の責任感のなさ、警察の言う義務感のなさに呆れてた。
どちらが正しいのかはいい。
ただ、散る花びらはその一瞬にどれだけの生の記憶を呼び戻すことが出来るだろうか?




